2001年を境に激動の世界(私にとって)に入り込んでしまった今日この頃。1980年代、90年代,そして2000年代の私の旅のあとさきを伝えていきます。 http://tabinoatosaki333.at.webry.info/もご覧下さい。
2012年3月11日日曜日
東日本大震災一周忌
今日は午前中は曇り空でしたが、午後から太陽が顔を出しました。
14:46。黙祷。一年前の今日、イタリアにいました。テレビ画面に映し出された陸地を飲み込む津波に、一瞬、目を疑いました。そして、次の瞬間、テレビから聞こえる音声に、帰国は!?
時間が経つにつれて帰国の算段をしなくてはならなくなりました。成田空港が使用出来ないかもしれない。札幌に帰らなくてならないお客様がいる。
一年前の今日でした。
帰国して、地震の起こした影響は津波被害だけでなく、原発災害の引き起こした被害が深刻になっていきました。暗い。
海外では、日本の原発被害が起こした影響は原発利用国に及びます。
第二次大戦で原爆被害を受け被爆国となり、昨年の原発被害が、二度目の原子力被害となりました。
平和時の原
子力被害の影響の方が、先進国では遥かに大きいです。
2012年2月19日日曜日
usa 大統領候補選
共和党の大統領候補選は、ロムニー、サントラム両氏の争いになりつつありそうです。
中道派のモルモン教徒のロムニー。保守派のカトリック教徒のサントラム。
秋の大統領選に勝利すれば、USAにとってJ・F・ケネディ以来のプロテスタント教徒以外の大統領になります。
ますます、政治(国益)・経済(金融・大企業)重視の傾向は強まりそうです。USA以外の国々には受難が続きます。
17世紀、プロテスタントの神と関わりの深かった労働は軽視され、企業収益のためにリストラは続き、USAの労働者はますます神との絆は弱くなっていきます。USAも忸怩たる思いを持っていると思います。
合衆国の憲法も信仰の対象となるような多神教的な国になりつつあるUSA。
一体、どこへ行こうとしているのでしょうか。
USAに、自由、平等に振り回される諸外国は混沌とした状態に置かれ、昔から変わらず、こつこつとモノづくりが行われている製造業の現場は日々の為替の動きで利益を吹っ飛ばされ、労働者はリストラされます。
戦争状態のような政治、経済の中で生きるより、平和の中で生活したいものです。
戦争で利する武器商人のように、グローバルを食い物にして政治・経済で利しているごく一部の人間の主導する社会。何かおかしな状況です
2012年2月9日木曜日
ANA
フランクフルトへは全日空でやって来ました。現在、国内では一番元気の良い航空会社でしょうか。
B787が就航しました。今回は利用したB777-300も良い飛行機です。
USAの航空会社と比べるとエコノミーの機内食も格段に良いです。そんな機内で観た映画が面白かったので紹介します。昨年のハリウッド映画です。一本は、スーパーチューデー 正義の売れた日。もう一本は、マネーボール。前者は、現在、USAで行われている大統領候補者選挙を映画化した内容になっています。欲が渦空く世界で生きる人間模様を描いています。面白いのは、映画の初めに登場人物に吐かせた台詞です。
「USAにはいろいろな宗教が在るけれど、私が信じているのは合衆国の憲法だ」という台詞です。
信教の自由が国是のUSA。様々な宗教といろいろな宗派が存在する合衆国で、見方によっては、憲法が最も合衆国民に共通の宗教かもしれません。しかし、2000年以上の歴史をくぐり抜けてきたキリスト教と比べたら余りにも安っぽい宗教(もどき)。90%近くの合衆国民が神を信じています。大統領選では重要な要素となる宗教。しかし、17世のキリスト教プロテスタントと比べると明らかに様変わりです。
後者の映画は、2002年にMLBのシーズン中にオークランド アスレチックスが20連勝という離れ業をやってのけました。その道筋を立てたのがアスレチックスのGMビリー ビーン。実在の人物です。従来のスカウトマンによる選手補強ではなく、経済学、統計による勝利の確率を導き出し、ヤンキースの五分の一程の予算にあった選手補強で20連勝を成しています。しかし、地区シリーズでは敗れ、連勝はまぐれの勝利と言われ、MLBには統計、経済学の野球は馴染まないと無視されます。そんな中、レッドソックスのオーナーはビリー ビーンを1250万ドルで評価し、レッドソックスのGMに誘いますが、金より大事なものがあるとオークランドに残りした。
現在のUSAが垣間見える面白い映画です。
2012年1月21日土曜日
イラン
イラン制裁についての報道があります。
日本は、明治維新後、欧米に追い付くべく富国強兵に励み、日清、日露戦争を何とか乗り越えてきました。
第一次世界大戦も戦勝国として、一等国になったと勘違いしました。
欧米と同等の軍事力を主張し、ぞの主張は欧米諸国に退けられ国際連盟を脱退しました。
20世紀初頭、植民地支配が終焉しかけていた時代に日本は時代を見誤りました。
欧米列強からアジアを守るのだと始めた戦争は、結局、欧米の後追いでした。
そして、その後の日本の歩みは第二次世界大戦の敗戦と続きます。
日本は、対外国との戦争に初めて負けて、自信を失い、がむしゃらに遣ってきた歴史があります。
戦勝国は、その後も己の遣り方で、アジアの多くの国々、人々の誇りを傷つける歴史を作ってきました。
戦勝国の遣り方が、決して、良い遣り方ではないはずですが、戦後の日本は戦勝国側の遣り方に附いて来ました。
我々は弱い人々、国の痛みは解っているはずですが、どこかで本道を見失ってしまったようです。
総てが右倣え。経済も右倣えで、今回のイラン制裁でも合衆国の法律に縛られて身動きできない状態です。
なぜ、人様の国の法律が他国の動きを規制できるのか? グローバル化された世界では致し方ない事でしょうか。
しかも、日本の金融機関だけは合衆国の金融システムから締め出されないように例外処置を! 姑息な。
政治と経済だけが姑息に動き回り、大衆は遠くに追いやられ、政治家は国益などと唱え金儲けに血眼になっています。グローバル化に多くの自由を売り渡し、金には魂を売り渡して、次第に、国も人も「誇り」を失いつつあります。
否、すでに失っているのかもしれません。
2012年1月13日金曜日
大統領選
モルモン教徒のロムニー氏がアイオワに続きニューハンプシャー州の共和党大統領候補選に勝利しました。
歴代の大統領がカトリックに異を唱えたプロテスタント出身者でしたが、モルモン教はプロテスタント、カトリックの双方から
キリスト教では無いと云われています。その信仰者が大統領になったら、カトリックのJ・F・ケネディに続く快挙(?)になります。
今回のロムニー氏は他の候補者に比べて豊富な選挙資金を持っていると言われます。
ケネディ一家も豊富な資金で家族を挙げてケネディを大統領にしたと云われます。金次第の選挙。
日本の政治と同様に合衆国でも誰が大統領になっても同じかと思います。
大統領選挙時の、聴衆を酔わせるような演説も現実をそれほど変えていませんし、3,4年すれば国民に飽きられるでしょう。
外国の状況は尚更です。第二次大戦以降、状況は変わっていません。
世界的な経済の底上げは有りましたが、それは、合衆国中心の経済でなくてはなりません。合衆国国民もそれを望んでいます。
外国は二の次です。あまり期待しないようにしましょう。リンカーンの演説も、ケネディの演説も合衆国国民を相手にした演説だったのですから。
2011年11月5日土曜日
ギリシャ
ギリシャ政府がユーロ諸国の支援受け入れの是非を問う国民投票を撤回する声明を出しました。
一安心というところでしょう。金融という産業?業態?に対して欧米の国々が徐々に規制をかけようという動きもありますが、金融でうまれる利益はどのくらいあるのでしょうか。従来の製造業などとは違う業態です。言葉と数字で利益がうまれる、口八丁手八丁の摩訶不思議な世界。しかし、一人では生きていけない。従来の産業に寄生することで莫大な利益を生み出し、時には寄生先を食い尽くしていきます。
今回のギリシャの問題は金融問題の解決にはなっていません。ただ、寿命が少し延びただけです。
一度、堕ちるところまで堕ちないと変わらない世界のようです。
2011年11月2日水曜日
欧州の車
先日の添乗でスイスに行った時の写真です。駐車場に有った乗用車。
写っているのは乗用車の助手席側です。ちょっとおかしくありませんか?
そうです。サイドミラーが付いていません。最初から付いていないのです。1980年代。イタリアの添乗中にバスのドライバーからおもしろい話を聞きました。その時、彼は30代でした。父親もバスのドライバー。祖父もドライバーで代々の運転手として生活していました。欧州では父の仕事を継ぐのは当たり前の事でした。父親、祖父の頃には、運転席側のサイドミラーもなかったとの事。ずべてオプションで装着していました。
夏場、欧州を周ると地中海岸の国々では窓を開けて走っている乗用車を多くみかけました。エアコンが付いていない車が多かったのです。これもオプションです。エアコンの人工的な風、清涼を嫌がる人が多いのも理由のようですが・・・。日本では当たり前の装備品の多くがオプションで後付になっていました。カーオディオは、イタリアでは取り外しのできるものが使用されていました。駐車していると盗まれましたから。
気を付けると現在でもイタリア(南)を周るとそのような乗用車を目にします。
TPP
2006年、APEC(アジア太平洋経済協力会議)参加国のニュージーランド、シンガポール、チリ、ブルネイが、貿易自由化を目指す経済的枠組みを作って発効させたのがTPP(環太平洋戦略的経済連携協定、他にもいろいろ訳がありますが・・・)の始まりです。そのTPPには24の分野が設定されています。
その中に、「投資」「労働」「サービス(金融)」もあります。加盟国間で、原則は関税を100%無くして自由化を目指すという、経済・政治組織です。EUと同じようなシステムを追及しているようです。「人・もの・サービス・資本」が自由に行き来できるEUを目指しているようです。環太平洋ということで欧州に相手にされないアメリカ合衆国も参加しています。しかし、経済的に強い国、強い産業分野など、ともかく強いところが生き残れる現在の経済システムでは、必ず、日本国内でも瀕死の状態にある産業分野は強いところに飲み込まれてしまいます。「投資」「労働」が自由に行き来できるようになれば、EUのようになります。
90年代に入り、観光バスのドライバーには欧州の旅行先の国のドライバーではなく、人件費の安い北アフリカや東欧のドライバーが増えました。レストランでも外国人労働者が増えていきました。EU以外の人々も、一定期間、EUの国に居住すれば他のEUに自由に移動できました。受け入れ側でも安い労働力を求めていましたから、そのような状況が発生しました。
EU加盟した東欧諸国には、西欧の企業が安い労働力を求めて多くの資本を投資します。使われる側は、依然と大差ない賃金で労働をこなし、西欧本国では職を失った人々がでました。環太平洋の国々でも同じ状況がますます強まりそうな気がします。
経済的には、企業が生き残るためにひたすら強くなることを追及し、政治的には政治家が名を残すために利用している組織に見えます。
2011年5月2日月曜日
グローバリゼーション
九〇年代頃から現れた「グローバリゼーション」。市場経済では売買する商品の市場の規模と量が大きければ利益が見込めるのかもしれません。しかし、すべてが何の疑いも抱かず右ならへで市場経済に倣い、そして、何かの拍子でこけた時、その被害は世界中に拡がります。一時、言われたリスクヘッジ。経済のグローバル化に対するリスクヘッジは?何でしょう。企業を、経済規模を大きくしないと生き残れないと、必死になって突っ走っている市場主義社会。利用される天然資源。頼りにされる科学。大きくなりすぎた企業や、経済を簡単に破綻出来なくなってしまった世界。日本の東北地方で起きた大震災に世界中が右往左往しています。情報のグローバル化で世界中の様子も一瞬で知る事ができます。有難いです。しかし、何かおかしいです。変です。
本日の報道でカダフィ大佐の息子と孫がNATO軍の空爆によって亡くなっています。対して、リビア国民の一部がNATO軍に参加している在リビア大使館を襲撃しています。人道、人権等の欧米の価値観で介入した戦争です。
一昨日はドイツ国内で大規模爆弾テロを計画していたアルカイダ兵士が捕まっています。
今、ビンラディンが死亡とのニュースが出ました。明日から添乗。
本日の報道でカダフィ大佐の息子と孫がNATO軍の空爆によって亡くなっています。対して、リビア国民の一部がNATO軍に参加している在リビア大使館を襲撃しています。人道、人権等の欧米の価値観で介入した戦争です。
一昨日はドイツ国内で大規模爆弾テロを計画していたアルカイダ兵士が捕まっています。
今、ビンラディンが死亡とのニュースが出ました。明日から添乗。
2011年2月6日日曜日
大聖堂
先日から毎週土曜日、NHKBShiで[大聖堂]というドラマが始まりました。イギリス人作家、ケン フォレットの世界的ベストセラーとなった歴史小説が映像化されました。小説は三巻の長編です。全8回の放送になりますが、大河ドラマのように一年かけて視聴できれば見応えのドラマになったと思います。海外制作のドラマですから無理な注文ですが。昨夜の放送を見てそんな事を感じました。しかし、読み応えのあった小説の映像化。次回も楽しみです。
手元の小説[大聖堂]の出版が平成3年になっています。勉強も兼ねて読みました。ちょうどその頃、十年ほどご一緒したお客様(とそのグループの方々)のツアーで毎夏三週間、欧州の教会を観て周っていました。欧州人が自ら造ったロマネスク建築から十八世紀の新古典の建築を。
ドラマ(小説)の時代になっている十二世紀は、ゴシック様式と云われる教会建築が建てられ始め、キリスト教はその勢いを広く一般社会に拡げていました。そのような教会建築に関わった人々の歴史ドラマです。
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