2001年を境に激動の世界(私にとって)に入り込んでしまった今日この頃。1980年代、90年代,そして2000年代の私の旅のあとさきを伝えていきます。 http://tabinoatosaki333.at.webry.info/もご覧下さい。
2012年2月9日木曜日
ANA
フランクフルトへは全日空でやって来ました。現在、国内では一番元気の良い航空会社でしょうか。
B787が就航しました。今回は利用したB777-300も良い飛行機です。
USAの航空会社と比べるとエコノミーの機内食も格段に良いです。そんな機内で観た映画が面白かったので紹介します。昨年のハリウッド映画です。一本は、スーパーチューデー 正義の売れた日。もう一本は、マネーボール。前者は、現在、USAで行われている大統領候補者選挙を映画化した内容になっています。欲が渦空く世界で生きる人間模様を描いています。面白いのは、映画の初めに登場人物に吐かせた台詞です。
「USAにはいろいろな宗教が在るけれど、私が信じているのは合衆国の憲法だ」という台詞です。
信教の自由が国是のUSA。様々な宗教といろいろな宗派が存在する合衆国で、見方によっては、憲法が最も合衆国民に共通の宗教かもしれません。しかし、2000年以上の歴史をくぐり抜けてきたキリスト教と比べたら余りにも安っぽい宗教(もどき)。90%近くの合衆国民が神を信じています。大統領選では重要な要素となる宗教。しかし、17世のキリスト教プロテスタントと比べると明らかに様変わりです。
後者の映画は、2002年にMLBのシーズン中にオークランド アスレチックスが20連勝という離れ業をやってのけました。その道筋を立てたのがアスレチックスのGMビリー ビーン。実在の人物です。従来のスカウトマンによる選手補強ではなく、経済学、統計による勝利の確率を導き出し、ヤンキースの五分の一程の予算にあった選手補強で20連勝を成しています。しかし、地区シリーズでは敗れ、連勝はまぐれの勝利と言われ、MLBには統計、経済学の野球は馴染まないと無視されます。そんな中、レッドソックスのオーナーはビリー ビーンを1250万ドルで評価し、レッドソックスのGMに誘いますが、金より大事なものがあるとオークランドに残りした。
現在のUSAが垣間見える面白い映画です。
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