2011年11月2日水曜日

欧州の車

 先日の添乗でスイスに行った時の写真です。駐車場に有った乗用車。 写っているのは乗用車の助手席側です。ちょっとおかしくありませんか? そうです。サイドミラーが付いていません。最初から付いていないのです。1980年代。イタリアの添乗中にバスのドライバーからおもしろい話を聞きました。その時、彼は30代でした。父親もバスのドライバー。祖父もドライバーで代々の運転手として生活していました。欧州では父の仕事を継ぐのは当たり前の事でした。父親、祖父の頃には、運転席側のサイドミラーもなかったとの事。ずべてオプションで装着していました。 夏場、欧州を周ると地中海岸の国々では窓を開けて走っている乗用車を多くみかけました。エアコンが付いていない車が多かったのです。これもオプションです。エアコンの人工的な風、清涼を嫌がる人が多いのも理由のようですが・・・。日本では当たり前の装備品の多くがオプションで後付になっていました。カーオディオは、イタリアでは取り外しのできるものが使用されていました。駐車していると盗まれましたから。 気を付けると現在でもイタリア(南)を周るとそのような乗用車を目にします。

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