ローマ帝国分裂後、古代都市ローマは西ゴート族やヴェンダル族等の侵入、略奪により政治機能を失い首都をラベンナへ移していました。そのような東ローマ帝国の影響を徐々に排除して西ローマ帝国内でのキリスト教(ローマ教会)の権力の回復を果たせた要因の一つはカール大帝の出現でした。
バチカンのサン・ピエトロ寺院の前室(廊下)の両端にコンスタンティヌス大帝とカール大帝の騎馬像が建っています。皆さん、そこは素通りして直ぐに聖堂の中に入りますが、バチカンにとって二人は重要な人物です。
フランス、パリ郊外に在るベルサイユ宮殿はブルボン王朝のルイ十四世時代に隆盛を極めました。現在、宮殿は観光の目玉になっています。観光場所は二階部分の部屋とフランス式庭園です。観光での部屋巡りが終わって売店を通りすぎ、一階へ降りる階段の踊り場の先に別の広い部屋が有ります。そこにはフランスの歴史を物語る絵が展示されています。フランク族のクローヴィスから始まるフランスの歴史をご覧になれます。続く
0 件のコメント:
コメントを投稿