2011年9月17日土曜日

大量生産 大量消費

面白い番組が有りました。日本各地の丼飯を紹介する内容で、レポーターが絶賛する手ごろな値段で食べられる丼飯の紹介です。B級グルメという言葉が生まれ、A級には受難の時代になっています。食に限らず、社会全体が値段の安い、手ごろな値段の商品を生産、消費者を呼び込もうと一所懸命です。しかし、何かおかしい。安ければ大量に捌かないと企業としては成り立っていかない現在のビシネス。ユニクロもZARAもH&Mも、世界規模でビシネスを遣っている企業はアジアの発展途上国で商品を生産しています。中国と同様に労働者の人件費はいずれ上がります。アジアの次はアフリカでしょうか。今の遣り方をあと何年続けられるでしょうか。原料(材料)がいつまで有るのか。今夜の丼飯も手ごろな値段では大量に捌かないと利益は上がらない筈です。天然ものにも限度が有る筈です。鹿児島県は養殖鰻、黒豚の生産で日本一とか。いずれは手ごろな値段の商品は人工物(人間が科学的に手を加えた)になってしまうのでは...。

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