1980年代後半、西ドイツではグリーンピースという自然保護団体が活動していました。やがて緑の党になって政治に参加します。連邦議会にも議席を持つようになり、最近は州知事も誕生しました。
80年代の西ドイツは原子力発電の新規建設中止、稼働中の原子力も将来は廃止という状況でした。ソ連と合衆国の冷戦の時代で、核戦争への反対もありました。ところが、いつのまにかその話は沙汰止みになりました。そして、今回の福島の原発の問題で、メルケル政権は脱原発に舵を切っています。脱原発で、廃止ではありません。
核も原発も、その事故が引き起こす結果を我々はおぼろげながら解っています。感じています。我々以上に情報を持っている政治家がいつまでもぐだぐだと未練がましく、核を原発の延命策を計っています。上っ面を舐めるような話だけで、うんざりです。
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