2011年3月29日火曜日

Self Defense Troops

 関東東北大震災の発生から18日。連日、震災地の報道が続きます。震災情報の報道もそれぞれの機関で取捨選択されて流されているので現地の総てを把握できていないと思いますが、自衛隊の活動には言葉がありません。頭が下がります。海外のテレビ報道でも震災後直ぐに自衛隊が活動している様子が流れました。その際に使われた英文がタイトルです。震災後も連日、各地で活動する自衛隊員の様子を報道で見て、正にSelf Defense Troopsがぴったりです。キリスト社会、イスラム社会で「正戦(聖戦)」の考え方が残っている中で、日本は戦後の憲法で国家(自衛隊)も戦争が出来い状態で半世紀以上を過ごしてきました。結局、同じ人間同士の殺し合いになってしまう戦争で活動する軍隊より、人を救うための軍隊がどれほど崇高か。グローバル化で情報が瞬く間に世界中に拡がる現代、今回の大震災は多くの人々に影響を与えています。午前中の報道では133カ国の国、地域から支援が届いているとの事。日本の自衛隊の活動が世界の軍隊にも影響を与えるようになればと思います。バランスを崩した国家のエゴが引き起こす戦争より、想定外(この言葉を使うのは好きでは有りませんが)の事象に備える事の方がどれほど有益か。これまでの戦後の日本の活動が多くの国や地域に影響を与えていると思います。自衛隊の皆さん有難うございます。

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