最初に韓国(ソウル)に行ったのがソウルオリンピックの前年ですから、86年か87年頃です。今回のソウルと違い当時は日本人に対して構えた感じの人達が多かったように記憶しています。日本語を理解できる年輩の韓国人がたくさんいるから決して批判するような話はしないようにと釘を刺されました。日韓併合という歴史の流れの中で、日本で生活する事になった朝鮮半島の人々は、日本で一生懸命に生活して財を成して一家を構えました。そのような人々が故郷に錦を飾れることが出来るようになっても、ソウルでは「キッポ」と呼ばれて辛い思いをしているということをガイドが話してくれました。しかし、そのような当時の雰囲気を今回は全く感じませんでした。日本同様、世代が変わっています。タクシーの運転手、ホテルのフロントスタッフそしてレストランのスタッフの対応で日本語を喋る若い人達がたくさんいます。政治ではギクシャクしている事があっても、これも韓国の一面です。政治が信用されなくなっている現代、個人の繋がりが世界を変えていく可能性が拡がっています。
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