2011年6月30日木曜日

旅支度3

 約半世紀、イデオロギーで国は分断され、我々日本人には想像できない時を過ごしてきたと思いますが、現在は何事もなかったように互いに付き合っています。楽天主義?寛容?(決してそのような事は無いと思いますが・・・)中国へ行ってもベトナムに行ってもロシアでも何事も無かったように旅行できます。
 後生大事に守ってきたイデオロギーに変わって「経済」が世界を変えています。イデオロギーより金が大事にされ、分断よりひとつの経済圏を大きくした方が金儲けには都合が良いようです。国によってそれぞれ国の観念が有ったはずですが「経済」に飲み込まれ半世紀前より違うかたちで多くの犠牲者が出ています。中国のように表面は市場主義経済を享受しながら中身は共産主義と言う国も有りますが、多くは地球規模の単一経済に何の疑いも持たず同じ方向に全速力で必死に突き進んでいます。どこへ向かっているのでしょう。この経済、あと何年持つのでしょうか?いつからこのような状況になったのでしょうか? 続く

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