2012年5月7日月曜日

地中海 ギリシャ フランス

フランスの大統領選挙、ギリシャの議会選挙で現職、現政権が敗れました。選挙結果は緊縮財政、現在の経済に反対を示しました。そして、夕刻には対ユーロ、ドルに対して為替は円高に振れています。 80年代の西欧全体の経済が疲弊していると言われた時、訪れた西欧諸国の人びとは疲弊経済とは関係無く生活しているように見えました。それは、現在も同じです。先日、帰国したスペインの失業率は20%を超えています。しかし、数字が示すような深刻さは有りません。ツアーのお客さんも同じ見方。政治家や企業が扱う数字は、市民の身の回りの数字とは感覚的に違うようです。企業は業績が悪くなれば労働者の首切りで法人と言う身を守ります。 日々、変わらずに同じように労働を繰り返している市民にとって、緊縮財政や企業の業績悪化は、きっと、別世界の事なのです。 数字に振り回される政治家や企業にNO! 写真はミハスの街。

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