2011年4月16日土曜日

ベトナム


 ただ今、ベトナム中部のホイアンです。世界遺産の旧市街を構えます。
ベトナム中部は北と南を分けた国境線がひかれた地域です。36年前に終戦したベトナム戦争は未だに国民に影響を残しています。仕事柄、現地ガイドと話しますが、日本語の達者なガイドとそうで無い人がいます。訪日の経験が有るか否か。
日本の情報はインターネットで得られますが、言葉は難しいです。公務員(共産党員)であるか否か、コネが有るか否かで人生は先が見えています。南ベトナム側に就いたか、合衆国、フランスに協力的であったかで人生の可能性は狭められています。
今回、ホーチミンのサイゴン教会を訪れたら入り口に日本の地震、津波の被災者(被害)に対する寄付金を求める箱が有りました。アジアの大国の地震の際は、その様な動きは皆無だったようです。おそらく、戦後の日本(日本人)が、そして現在でも多くの国で行っている活動に対する返礼だと思います。国益を最重要に考えて活動している国に対しては、どのような付き合いしなくてはならないか国民レベルで心得ているようです。

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