2011年4月5日火曜日

報道

 東日本大震災から三週間余り経ちました。未だに福島原発の状況に改善の兆候が見られないようです。そうした中で本日のニュースです。経済相の指示で東電が避難指示の出ている9市町村に見舞金が支払われたとの事。浪江町だけは受け取りを保留(読売新聞)、拒否(毎日新聞)。被災者住民の皆さんは行政の指示に従って現在の状況にあります。最初の対応から有無を言わさない政府の対応に従ってきた住民にすれば納得できなかった自治体が出ても不思議ではありません。大震災の住民の皆さんにすれば、ただひとつです。元の生活に早く戻りたい。
有事の際の被災者の皆さんにはマイクロシーベルトもミリシーベルトもセシウムもヨウ素も関係ありません。具体的な数値をあげて不安感を煽りながら、一方で健康に被害の出る数値ではありませんでは堪りません。そのような数値であれば、微量な放射線数値が出ていますが生活には影響ありませんの一言で安心すると思います。死活問題に直面している皆さんには目の前の生活に関係する情報が必要なのでは。

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