6日にベニスに入って、毎日、カーニバルの雰囲気を楽しんでいます。復活祭までの四旬節を迎える前に思いっきり世俗の時間を楽しもうと考えた中世の人びとの思いを感じます。
現代とは楽しみ方が違ったでしょうが、情熱は変わっていないと思います。また、現代のカーニバルがキリスト教に関わる祭りとは違う点で興味深い催しになっていると感じた次第。一ヶ月近い祭りの経済効果は大きいと思います。ベニスもそれを考えて計画を立てているでしょうし、ベニスに遣ってくる旅行者も祭りの担い手になっています。カーニバルの仮面、衣裳が貸し出されています。仮面、衣裳を纏った旅行者が他の旅行者から写真撮影を請われて撮影に応じています。撮られ方も撮る方も優越感(?)と満足感に浸って、カーニバルには全員が参加して知らず知らずのうちに祭りを盛り上げる事になります。
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