今回、ルフトハンザで往復したクロアチア スロベニアの添乗。
往路の機内で観た映画の紹介、感想です。
タイトルは「グッナイト & グッラック」
俳優でもあるジョージ クルーニー監督の2005年のハリウッド映画です。
1950年末、USAで赤狩り(共産党員)がおこなわれました。
戦後、東西(社会主義と反社会主義、自由主義、資本主義)に二分された世界で、共産主義に対して異常なまでに神経質になったUSAの一面を現している映画です。
以前、観た事があったのですが、改めて観直すと面白い映画です。
言葉で成り立っている国。言葉に頼っている国。
出演者の操る言葉使いが面白いです(日本語訳バージョンなので訳し方もあるでしょうが)。
赤狩りを行っていた上院議員のマッカーシーに対して
異を唱えたテレビ局CBSのジャーナリスト マローウと同僚の言葉の遣り取りが面白い。マッカーシーの赤狩りの対象者が、共産主義者以外の意を違える人にまで拡大されそうになった時のUSAの様子が垣間見えます。USAらしい映画。同監督の作品には昨年のUSA大統領選挙を扱った「スーパー・チューズデー ~正義を売った日~ 」があります。
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