2011年6月21日火曜日

Free

 一昨日の「Free」の続きです。このブログでも、アマゾン経由の書籍の紹介をしていますが、ブログを作成すると自動的にブログ内の文章の単語に関係のある書籍「販促」の小画面が添付されてきます。私の使っているパソコンのIPアドレスを頼りに、私自身の趣向が判断されて、お勧めの書籍を「紹介してみては如何ですか?」という具合です。そのようにプログラムが出来ているようです。アマゾンやグーグルに限らず、「検索」の窓口をもっているWEBサイトの企業は、検索された単語、言葉から、そのパソコンの持ち主の情報を集めてデータを蓄積しているのです。検索、無料サイト、アンケートなどを通じて集められたIPアドレスの持ち主のデータの情報は莫大なものになっているでしょう。個人情報保護法も真っ青の、個人の情報がIT企業には広く開示されているようです。FREEの中でも厳しく自己管理できる組織や個人が、無秩序にFREEの、無料に目のない個人の情報を集めて整理し、ビジネスとして利用している様子がルフトハンザのビデオで良くわかりました。FREEの中で如何に自己管理できるか。
 いつか這い上がれなくなってしまう、「無料」の広く深い落とし穴。無料にはやはり別の面があるです。皆が賢くなると今の社会が成り立たなくなるから困りものでしょうが、用心、用心。
 21世紀はIPアドレス自体も個人情報保護法に組み込む必要が出てくるかもしれません。
ルフトハンザのビデオ、The Virtual Revolution:The cost of free.を観た感想です。

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